アラフォーおやじがバンクドスラローム大会に初挑戦!バンク攻略のコツを考えてみた

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バンクドスラローム大会にアラフォーおやじが挑戦!バンク攻略のコツを紹介 スノボスキルアップ

バンクドスラロームとは、斜面を横切りながら滑り降り、コーナーでは壁に沿ってターンをしていくように作られたコースのことです。

国内の大会ですと天神バンクドスラロームが有名ですが、その他のスキー場でもたくさんの大会が開催されるようになり人気のある種目となっています。

大会の内容はいたってシンプルで、ひとりずつコースに入り一番速く滑り降りたものが勝者となります。

 

そんなバンクドスラロームの大会にですね、筆者は「いつか出てみたいな」、「けれども、アラフォーおやじが出てもいいのか?」なんて葛藤を繰り返していたわけです。

ですが、今年は雪が多く降って、例年になく滑りこみができたおかげで勇気が湧いてきたんですね。

そして、やっと念願の大会に挑戦できました!

まぁ、順位は下から数えた方が早い結果で滑りの内容も散々でしたが、完走してタイムを残せたことに安堵しております。

 

そこで今回の記事は、アラフォーおやじがバンクドスラロームの大会に初挑戦してみた結果の感想と、バンクドスラロームを攻略するコツについて素人なりに考えてみたことを紹介していきます。

これからバンクドスラロームの大会に挑戦してみたい方にとって、少しでもお役に立てればうれしいです。

 

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バンクドスラロームで遅かった要因を考えてみる

いろいろと問題は山積みですが、やはり一番の問題で考えられるのは目線が常に先へと送れなかったことですね。

レース中の感覚は、ひとつバンクをクリアしたと思ったら、すぐ目の前に次のバンクが現れる感じで、対処していくのにすごく焦っていました。

これは、バンクを見続けていたのが要因で、バンクごとに対応の遅れが積み重なりだんだん苦しい滑りになっていたわけです。

なので、目線は常に先へと送ってラインを先読みしないといけませんね。

 

理想のラインイメージは、バンクの進入ポイントから弧を描いたピーク、そしてバンクを抜けていくアウトから次のバンクへとつながるラインが瞬時に見えてくること。

けれども実際にはピークで目線が止まってしまい、バンクのアウトなんかどこを通ってきたのか全く覚えてもいませんでした。

バンクに入ると、なぜ目線が止まってしまうのか

これは、不安感が強くて目で見て対応しようとしているからだと考えます。

不安にさせる要因としてあげられるのは、慣れていないスピードと体勢でしょうか。

早いスピードでバンクを滑ったら、体にどれだけの重力がかかるのか、どれだけ体を倒して傾斜に合わせていけばいいのか、この二点に関して体が慣れていない。

 

イメージした理想のラインに近づけていくためには、普段の滑りでもう一段階早いスピードで体を慣らし、自然に反応していけるように経験を積んでいくしかありませんね。

バンクドスラロームではどのような体の動きをすればいいのか

バンクドスラローム大会を攻略するコツ

 

今回、大会終了後に主催者の方と話せる機会があり、その中でバンクを攻略するためのコツを聞くことができました!

そのコツとは、進入時の壁から受ける反発力をうまく吸収することです。
たしかに筆者の場合、前のめり(前重心)の状態で進入してしまい、壁から受ける抵抗は大きくなっていたと思います。

そのせいか、板がスムーズに切り返せない感覚がありました。

 

体の動かし方のポイントは、前ひざを抱え込んで(前脚を上げて懐に収めるイメージ)いくと、壁から受ける抵抗を吸収できるとのことでした。

そして進入してからの動作は、バンクのピーク付近で切り替えし、それと同時に目線は次のバンクへと送りながら前脚を向いた方向へと降ろしてボードを踏み込んでいきます。

この動作をすると、バンクの斜面をうまく使って降りられるので、バンクごとに加速していく滑りができるわけですね。

 

ここでの、バンクを攻略するためのポイントをまとめてみます。

  • バンクの進入時は、前脚を抱え込んでいくと壁から受ける抵抗力を吸収できる
  • 目線を次のバンクへと送ったと同時に、ボードを踏み込むと斜面をうまく使って加速できる

 

バンクドスラロームの練習はどのような場所ですればいいか

筆者が知る限り、バンクドスラロームを常設しているスキー場はなかなか国内では見当たりません。

そうなると、一番いい練習場所として考えられるのはやはり地形の壁ですかね。

地形だと斜面の角度や荒れ具合などさまざまですから、レース中でも壁の状況が変化してしまうバンクドスラロームの練習にはもってこいです。

地形の壁を使った練習方法で大切なことは、壁をクリアした後に気を抜かず、アウトでしっかりターンして次の壁へとつなげる意識を持つといいですね。

 

冬シーズンが終わっても、スケートボードのランプやボウルセクションでターンの練習をするのが効果的です。

前項で紹介した体の動かし方は、特にボウルの中で壁から壁へとつなげるための動作に似ています。
スケートボードは、スノーボードよりも次へとつなげる意識や体の使い方をしないと全く滑れませんからね。

また、自分に足りないものが発見できたりもするので、スケートボードはいい練習になります。

まとめ:バンクドスラローム大会はなんやかんやで楽しめた

大会が始まるまでは、当然のことながら緊張してしまってドキドキが止まりませんでした。

けれども、いざスタートしてみるとMCの方が盛り上げてくれたり、参加者のみなさんも「いえーい!」てな感じのノリで滑走者を鼓舞してくれるのでだんだん楽しくなってきましたね!

 

それに大会自体、男女や年齢も関係ありませんし、レベルに関してもゲレンデの頂上からターンして降りられる程度で十分です。

とりわけカービングターンがうまければ良いってわけでもなくて、どちらかというと凸凹の斜面を滑り降りられるかが大切だと思います。

 

なんにせよ、筆者はそれほどうまくありませんし、そんな中級レベルのおやじボーダーですら楽しめたわけですから、バンクドスラロームの大会はみんなが楽しめるお祭り感覚の大会であると言えます!

なので、今後も練習して挑戦する気でいますし、いつか我が子と参加できたらいいなっ、なんて思います。

 

最後に、バンクドスラローム大会に初挑戦した結果、アラフォーおやじが学んだポイントをまとめると以下のようになります。

  • 目線を常に先へと送らないと、対応の遅れが積み重なっていく
  • ゲレンデ内の地形の壁を使う時は、ボトムで次の壁へとつなげるターンを意識する
  • バンクの進入時は前ひざを抱え込む動作をすると、壁からの抵抗をうまく逃がすことができる
  • バンクからバンクへとつなげる動作は、スケートボードのボウルセクションで滑る動作に似ている
  • バンクドスラローム大会は、老若男女問わずお祭り感覚で楽しい!

 

バンクドスラローム大会に参加することで、自分のスノーボードの中で足りなかったものが発見できたりするので、ぜひ挑戦してみてくださいね!

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