スケボーのキックターンが上達するたった1つのこと!その場でできる練習方法を紹介

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スケートボードのキックターンはたった1つ意識するだけで上達します スケボースキルアップ

スケートボードで、プッシュやチックタックができるようになったら、次にキックターンを覚えていきましょう。

Rやバンクでスムーズなキックターンができるようになれば、滑れる範囲が大きく広がります。

そこで今回は、キックターンが上達するために意識することと、平らな場所でも練習できる方法を紹介します。

キックターンで注目するべきポイントはたったひとつ。それは片側の後輪です!

この部分を意識するだけで、キックターンに対する考えが楽になります。

ぜひご一読いただき参考にしてくださいね。

今回の内容は以下のような方に参考になります。

  • そろそろターンを練習したいと思っている方
  • キックターンで回れなかったり、回りすぎたりする方
  • チックタックがもっとうまくなりたい方
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スケートボードのキックターンとは

キックターンとは、デッキのノーズを浮かせて進みたい向きに方向転換するターンのことです。

4輪を地面につけたままで進行方向を変えるカービングターンより、クイックかつコンパクトに方向を変えられます。

スケートパークなどのRやバンクで、半回転したい時によく使う技ですね。

キックターンは片側の後輪を支点に回る意識をしよう

止まった状態でデッキを回転させてターンをしたいとき、どんなことを意識しますか?

前脚を回したい方向に振る?上半身を振った反動で回す?

実際に、筆者はそのように思っていましたし、上半身を使ったりしないと回せませんでした。

けれども、前脚や上半身を振って回す考えだけですと、回す角度が足らなかったり逆に回りすぎたりと狙った方向にターンするのは難しいです。

そこで、まずはデッキが回転する中心部分はどこか?ってのを考えてみましょう。

さぁイメージしてくださいね。どこでしょうか、わかりましたか?

ずばり答えは、

片側の後輪部分

この部分を中心軸にしてデッキは回転してきます。

けれども、ウィールはデッキで隠れているので乗った状態ではわかりませんよね。

なので、次の方法でデッキが回る原理を一度チェックしてみてください。

後方のキック片側部分を手の指で押し、ノーズが浮いて回るところを探す。

このように指で押して探っていくと、人差し指1本でも回るポイントが見つかると思います。

その部分が実際に乗ってターンするときに、後ろ足の母指球やかかとで踏み込むところです。

スケートボードのキックターンは片側の後輪部分を意識して回る
〇印部分を支点にデッキは回転します

指で押しただけでもデッキは回転したわけですから、前脚や上半身を振る動きはさほど必要ないことがわかります。

むしろそのような動きは要らないと思ってもらったほうが、今後Rやバンクでターンするときに役立ちますよ。

キックターンで意識するポイントは、片側の後輪を支点に回転していることを意識する

このことを頭に入れておくと、キックターンが楽に考えられます。

キックターンが上達する練習方法

キックターンの練習は、まず止まった状態で一方向に回転していく方法でやっていきましょう。

いきなり半回転をやるのではなく、順に回転する角度を増やす方法でやっていきます。

まず、回転する角度を45度ずつにわけて一周回っていきましょう。

45度ができたら、次に90度ずつに振って一周回り、それができるようになったら180度に挑戦しましょう。

前項で説明したように上半身の振りをあまり使わず、片側の後輪を支点にドリルのように回る意識が大切です。

うまく荷重して回るコツは、

  • バックサイド(おなか側に回る)は、膝を内側に絞りながら回る
  • フロントサイド(背中側に回る)は、お尻を落としお尻を中心に回るイメージを持つ

そうすると、重心が回転の中心に乗ってきれいに回れます。

この時、頭の位置はデッキの左右から外れないように注意してくださいね。

この動作を踏まえて回りたい方向、45度ならその方向に目線を向けてから前脚を上げ、45度回り切ったら前脚を下ろしていく順序で繰り返しやっていきましょう。

ただし、180度の場合は後ろに向いた状態で体を回していくことは難しいですし、バランスを崩しやすいです。

なので、目線を90度ずつにわけます。

まず、目線だけ90度の方向に、そのあと前脚を浮かせたと同時に残りの90度(後方)へと目線を送っていくと180度を回しやすくなりますよ。

チックタックにも取り入れると、キックターンが上達する

片方の後輪を支点にした乗り方を、チックタックにも取り入れることでキックターンの上達へとつながります。

前脚や上半身を振っただけのチックタックからさらにステップアップするために、後輪に乗る時間を長めにするチックタックをマスターしていきましょう。

そうすることで、上半身をあまり振らずに進めるようになりますし、チックタックをしながらキックターンの要素を身につけられます。

まとめ

ここまで、キックターンが上達するための意識の持ち方と練習方法を紹介してきました。

キックターンでいちばん大切なのは次のことです。

片側の後輪を支点に回転する意識を持つこと

この意識を持ち、以下のポイントをふまえて練習していきましょう。

  • 45度ずつ、90度ずつ回転できるようになったら180度回す練習をする
  • 回りたい角度に目線を向けてから、前脚を上げて回転していく
  • バックサイドは膝を内側に絞ると回りやすい
  • フロントサイドは、お尻を落としお尻を中心に回るイメージをすると回りやすい
  • 片側の後輪を意識した乗り方を、チックタックにも取り入れることでキックターンの上達につながる

片側の後輪に的確に乗れるようになれば、上半身の先行動作を最小限に抑えてキックターンができます。

大小にかみ合った歯車をイメージしてください。

大きな歯車が上半身、小さな歯車がスケボーの後輪部分とします。

大きな歯車を動かすには多くの力がいりますが、小さな歯車は少しの力で済みますよね。

この小さな動力で、大きな動きにつなげているのと同じことになります。

このように、上半身を使って大きく旋回しなくても、足元の小さな回転だけでターンができることを意識づけてくださいね。

この意識づけが今後、Rやバンクの高い位置でキックターンする時に役立ってきます。

ぜひ今回の記事を参考にしていただき、マスターしてくださいね。

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