キックスクーターでプッシュがうまくなる?スケボーが上達する乗り方と役立った3つのこと

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キックスクーターでプッシュがうまくなる。スケボーが上達する乗り方と役立った3つのこと スケボースキルアップ

突然ですが、キックスクーターってご存じですか?

そう、あれです。ボードにハンドルとタイヤが付いていて、ハンドルを握りながらキックをして進む乗り物です。

よく子供たちがそれに乗って遊んでいるのを見かけますよね。

そんなキックスクーターで遊んでいる子供たちの姿を見ていて、筆者はふと次のように感じたんです。

キックスクーターの進み方って、プッシュの動きと似てない⁉

そこで今回の記事では、どのような動きが似ているのかと、キックスクーターがスケボーの上達に役立つことを考察してみましたので紹介していきます。

意外にキックスクーターは侮れませんよ!ぜひ、ご一読ください。

当記事は以下のような方に参考になります。

  • スケボーに初めて乗るお子さん
  • スケボーを始めてみたけどプッシュがうまくできない方
  • スケボーとキックスクーターの両方を持っている方
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キックスクーターの進み方はプッシュと同じだった

ある日のこと、子供たちがキックスクーターに乗って遊んでいる姿を見てふと思ったんです。

足元の動きってスケボーのプッシュに似ているなー。

というか、まったく同じじゃない⁉

両方とも進む時って、片足をボードに乗せてもう片方の足で地面を蹴っていますよね。

どこか違いと言えば、上半身が固定されているかいないかだけではないでしょうか。

 

キックスクーターも前後左右にバランスを取らないとうまく乗れませんし、ボードに乗せている足に重心をおいて進むあたりはスケボーの乗り方そのものです。

なので、キックスクーターの進み方とプッシュの動作は同じだと筆者は思うわけです。

スケボーのプッシュに役立つキックスクーターの乗り方

スケボーの上達にキックスクーターが役立つとにらんだ筆者は、プッシュの動作とリンクする乗り方を考えてみました。その乗り方はとは次のことです。

前脚(軸足)重心を意識して乗ること

 

スケボーのプッシュで早く進もうとすると小刻みに蹴ってしまいがちですが、これって意外に進みません。

なるべく1回のプッシュで、たくさんの距離を進むことが大切なんです。

そのためには、前脚(デッキに乗せる方の脚)に重心をおくことを常に意識することが肝心。

そして、蹴り脚は前から後ろへと大きく蹴るといいです。

 

キックスクーターでも同じことが言えますが、キックスクーターの場合バランス力はハンドルに頼ってしまいがちです。

なので筆者は子供たちに、「手は軽く握って前脚を踏ん張って乗ってみてね」とアドバイスしてみました。

そうすることで、ハンドルに頼らず前脚(軸足)でしっかりバランスを取る感覚を養えると考えます。

プッシュ以外にキックスクーターが役立つ3つのこと

子供たちがキックスクーターに乗ることで、プッシュ以外に役立ったと感じていることを3つ紹介します。

  • フットブレーキのコツを身につけられる
  • メインスタンスの判断がしやすい
  • 転倒しにくいので安全に上達できる

フットブレーキのコツを身につけられる

キックスクーターにはたいていの機種でブレーキが付いていますが、たまにはブレーキを使わずに、蹴り脚を降ろして地面にこすりつけて止まる方法を練習してみましょう。

この止まり方をスケボーではフットブレーキと言い、最も安全な止まり方です。

けれども初めて間もない頃は、進んでいる状態で地面にこすりつけるのは容易ではありません。

なぜ難しいのか、それはフットブレーキも前脚(軸足)重心がポイントとなるからです。

 

まだ前脚でバランスを取れないうちは、キックスクーターでハンドルの補助を受けながらフットブレーキのコツを習得していきましょう。

練習するポイントは、前脚を踏ん張りながら後ろ脚を降ろしていくことです。

メインスタンスの判断がしやすい

スタンスの向きは前脚を左右どちらにするかで決まりますが、小さい子供の場合どちらのスタンスが乗りやすいかの判断がしにくいです。

けれども、実際にキックスクーターに乗せてみると子供は必然的に違和感のない方のスタンスを選びます。

メインスタンスの決め方にはほかにもありますが、キックスクーターで慣れている向きでスケボーも乗ってみることが1番しっくりするのではないでしょうか。

現に筆者の子供たちは、キックスクーターと同じスタンスでスケボーも乗り始めて違和感なく滑ってましたよ。

転倒しにくいので安全に上達できる

キックスクーターにはハンドルがついてますよね。ハンドルを持つことで、上半身がぶれにくくなるので安心感があります。

また車輪の数には2輪、3輪、4輪といったタイプがありますが、もちろんこれは数が増えることで安定性がアップします。

筆者は当時4歳だった娘に3輪タイプのキックスクーターを選びました。

3輪だと本体が自立するので乗り出しが簡単で、娘はほんの数分で乗り方をマスターして楽しんでましたよ。

キックスクーターはスケボーよりも転倒するリスクが低く恐怖心も少ないので、小さな子供でもある程度のスピードを出せます。

なのでプッシュの上達も早くなると考えます。

 

まとめ:スケボー初心者はまずキックスクーターに乗ってみるといい

ここまでキックスクーターの進み方がプッシュの動作と同じだったこと、またスケボーの上達に役立つことを紹介してきました。

当記事のポイントは以下のとおりです。

  • ハンドルに頼らず前脚(軸足)を踏ん張ってバランスを取ることを意識する
  • 蹴り脚は前から後ろへ大きく蹴りだす
  • ハンドルでバランスが取りやすいので、フットブレーキのコツが習得しやすい
  • メインスタンスを見極める判断材料となる
  • 車輪の数を増やせば転倒するリスクが低くなり、恐怖心も少なくなるので早く上達できる

 

スケボー初心者がキックスクーターに乗ることは、自転車を初めて練習する前にキックバイクに乗り、ある程度の感覚を身につけるのと同じことだと思います。

これからスケボーを始める子供さんはもちろんのこと、大人の方にも役立つものですので、ぜひ一度キックスクーターに乗ってみることを検討してはいかかでしょうか。

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